コンテンツビジネス最先端事例紹介「オタク文化で世界をハッピーに」
@京都クロスメディア・クリエイティブセンター

Tokyo Otaku Mode Inc. 共同創業者/CEO
亀井 智英氏

 

起業までの道のり


Facebook(キャッチさで呼び込み)→個別のページ(より詳細な説明)へ誘導させる
前提として、亀井さん自身はもともとアニメ・ゲームはそれほど詳しくない
日本の文化を英語で紹介する、というコンテンツ→英語出来ないから会社の後輩へ頼む
そもそも2011-12までは会社員として業務時間外で週末起業
創業メンバーは同じ会社ではないので、webサービスで会議など、、、

半年で10万いいね!を目標に(達成できなければやめる)
2011年3月にFacebook立ち上げて、11月にシンガポールに会社設立(このときもまだ会社員)
ヤフーの役員のオザワさんという方の家の地下で週末作業
このときは私費で企業視察してた→アジア圏の国にヒアリング行くと、アメリカと日本のアプリを参考にしている
→各国の文化と言語の壁さえ越えれば流行らせられるのでは。

 

500 startups


500 startupsという投資ファンドに入る
2012年4月デラウェア州に会社設立
プロダクト、ネットワーク、ファンドレイズ(資金調達)
市場調査、インタビュー、メンターを見つける、取材、インターン募集
TOMという名前なので、コスプレでコミュニケーション(あんまり言葉話せないし、、、)

迷走、、、何して良いかわからないまま起業した。やりたいものがない、呼ばれたから来た、としか答えられない。
500 startupsは、倍率も高く他の会社は目的が明確

外国に行ったら想像している以上の「人脈社会」
相談する相手がいない!!ことが大きな課題だと自覚する。
→アメリカで知名度があって影響力がある人は?孫正義氏と伊藤穣一氏(元々上司だった間柄)とアドバイスもらう。
伊藤穣一さんから15分のスロットをもらうものの、それで交渉はできないと思い直接会いに行く→1時間くらい時間をもらう。
→日本人で来たのはTOMが初めてだった。もっと日本人で相談に来てくれたらいいのに、、と言ってくれているらしい。
→伊藤穣一さんにアドバイザーになってもらう。

500 startupの中のmintという著名起業家によるセミナーなどは非常にためになる話が聞けた

ジャパン・エキスポ2012年7月、海外イベントの準備は7日くらいという強行スケジュール、スタッフ全員ボランティア(私費渡仏)
ボランティアが組織に多かった。オタクという文化に対するコミットメントで動いてくれている人たち。
その人達に無理な御願いをしていた、、、

その後多くにメディアに採り上げられる、その他話題になったのはオタクカメラのiOSローンチ

 

2013年のテーマ「領域を越えろ」「限界突破」


人数が増えると会社の理念とかビジョンって何?と聞かれるけど、、そういうのあまり考えずにやってきたし、、、聞かないでと思う。
その後Eコマースを開始する
Eコマースの仕組みは全て自分たちでつくった、なのでカートの実装は2013.8月までと遅れる
エンジニアが全て自分でつくりたいという希望。スキャナソフトも自分たちで実装。

 

2014年のテーマは「FULL SWING」


倉庫を2度ほど移転。社員全員が倉庫研修して、倉庫での動きを把握してスタッフに思いやりをもてるように。

 

2015年のテーマ「Beyond the TOM」


TOMのファンの人が写真を撮って送ってくれた、ただの会社というよりもサークルみたいな、多くの人たちに共感してもらう。集まってくれたボランティアの人達も「TOMはこうあるべきだ」という意見がみんなある。

 

事業モデルについて


EC、広告(最初はこれだけ)、新事業
Olympicとワールドカップだけが全世界を対象として広告、それ以外は全てエリアマーケティング
→広告は難しいので、今はお休み
→総体として見ると16oo万オーバーのいいね!がある以上、同等の市場が存在しそうだが、
仮にどこかのエリアにターゲットを絞るとそれほど見込み客は多くない。
広い範囲に分散しているためか、エリアマーケティングは困難と判断。
約3兆円のエンタメ・キャラクターMD市場が世界に存在している。1%のシェアで300億円

扱い商品はIP(権利を他社が持っている)商品とオリジナル商品

商品の発送はきちんとこだわった。TOMのダンボールやテープなど。

 

ブランドで選んでもらえるお店へ(価格競争に巻き込まれないように)


→自分たちの強み、弱みは何か?とブレストした。
→先にやって失敗している人へのヒアリング。例:ZOZO TOWNのクレジットカード詐欺など
→海外で成功している日本の企業は無かった、今はユニクロが成功しているけど、、
→2013年の時点では、メーカーもライセンサーのインターネット時代に対応していなかった。

日本のコンテンツは内容が非常に面白い、勧善懲悪でなかったり、
アメリカではバットマンみたいにタイトルとヒーローの名前に関連がある。
日本だと例えばエヴァンゲリオンってだれ?
アメリカのヒーローは強い、特に自立しているキャラクターがメインであるのに対して、日本のヒーローは悩みを抱えた人など多様に描かれる。

 

現在の課題


元々は海外に外貨を稼ぎにいこうと思ってたけど、経済的に豊かな人は日本に来るケースも多い、、、、
ただそれに対しては対応出来ていない。→インバウンド向けに何かしたらいいかも

会社も立ち上げてから5年目
TOMはEコマースで終わらせたいわけではない、ブランドとしてコムデギャルソンみたいに!!多くの人に愛されるように。

 

Q&A


*TOMにおけるオタク文化とは?

2011年の時と今は異なる、最初はマンガ、アニメ、ゲーム。
その時はあまりオタクという言葉は海外では認知が低かった。
また日本におけるオタクというとことばのレンジが広く、曖昧になっている。
→オタクという言葉の再定義をTOMでやる。→自分たちが決めて自分たちで選ぶ。

会社内の従業員は本当にオタクの人が多い。従業員間で喧嘩になることも、、、

*日本の京都は世界に対してブランド力を発揮できるか?
あると思うけど、、、京都はプライベートで良く来る。コンテンツが非常に多いけど、その価値を知らない人が多い。
わかりやすい情報しか、来る人はキャッチしない。もっと伝える努力をするべきでは。
美味しくても知られてなければ売れない。吉野家は人通りの多い所に店を出すよ。そういった発想が必要では。

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